[FT]バフェット氏の日本商社への投資の狙い
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著名投資家ウォーレン・バフェット氏が投資するのは、ビジネスモデルが堅実で市場から十分に評価されていない企業、つまり割安にみえる企業だ。
三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠、丸紅という日本の5大商社は、今年になって新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)と様々な商品価格の暴落により大打撃を受けてきたことから、現在、割安に評価されているという点でバフェット氏の投資条件を満たしている。
ボラティリティーとインフレが到来する
「オマハの賢人」とも称される同氏は、これら5大商社に63億ドル(約6700...
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