パシフィコ横浜、新施設「ノース」で初の大型会議
横浜市は2日、4月に開業した展示場施設「パシフィコ横浜ノース」(同市)で、初の大型国際会議を開催すると発表した。国際青年会議所(JCI)が11月、1万人規模の会議を開く。新型コロナウイルスの影響を受け、オンライン会議を交えた「ハイブリッド形式」で実施するという。

「2020年JCI世界会議 横浜大会」を11月3~7日に開催する。海外などからオンラインでの参加を組み合わせ、参加人数は計1万人ほどの予定。このうち延べ3000~4000人程度が会場に集まる見通しだ。
パシフィコ横浜ノースは国際展示場「パシフィコ横浜」の隣接地で開業。ただ、新型コロナの感染拡大に伴う渡航制限などから展示会や国際会議など「MICE」は中止や延期が相次いだ。林文子市長は「新しいMICE開催のあり方を横浜から発信できる機会だ」と述べた。