使用済み核燃料の中間貯蔵施設 安全審査「合格」

2020/9/2 11:35
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原子力規制委員会は2日の定例会で、青森県むつ市にある使用済み核燃料の中間貯蔵施設の安全審査について事実上の合格証となる審査書案をまとめた。東京電力ホールディングスと日本原子力発電の原子力発電所で出た使用済み燃料を一時保管する施設で、2021年度の操業開始を目指している。

使用済み核燃料中間貯蔵施設の審査書案を議論する原子力規制委員会(9月2日午前、東京都港区)

東電と日本原電が出資するリサイクル燃料貯蔵が運営する。原発敷地外で使用済み燃料を保管する国内唯一の施設だ。使用済み燃料を金属容器に入れて外気で冷やしながら最長50年間保管する。保管後は使用済み燃料をリサイクルするための再処理工場に搬出する。

青森県六ケ所村にある日本原燃の再処理工場は完成が当初の予定から20年以上遅れているため、全国の原発では使用済み燃料プールの容量が逼迫している。各社は原発敷地内に新たな保管施設を造るなどの対応を進めている。

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