/

この記事は会員限定です

コロナが自覚させた 時代遅れの都市モデル 隈研吾氏

パクスなき世界 東大特別教授

[有料会員限定]

新型コロナウイルスによる危機をきっかけに世界は不連続の時代に入りました。あすはきのうの延長線上になく、古代ローマでパクスと呼ばれた平和と秩序の女神のいない世界が広がります。「パクスなき世界」のあすを考えるための視座をどこに置くべきでしょうか。建築家で東大特別教授の隈研吾氏に、コロナ後の都市モデルなどについて聞きました。

――今の都市はどう形成されたのでしょうか。

「自然災害や疫病をきっかけに都市は次の段階に進んできた。ペストの流行は中世を終わらせてルネサンスをもらたした。人々は中世的な村に対して都市によって疫病を克服しようとした。リスボン大地震の後には狭い道や木造建築をなくそうと19世紀以降の欧州の都市が生まれた」

「現在の都市モデルは20世紀の米国で生まれた。シカゴ大火の反省からコンクリートと鉄で中高層の建物を作る技術が花開いた。人類の共通の基準のように思われているが、20世紀の一部の空間だけで適用された特殊なモデルだ。米国の資本主義と密接に...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り794文字

すべての記事が読み放題
まずは無料体験(初回1カ月)

パクスなき世界

新型コロナウイルスの危機は世界の矛盾をあぶり出し、変化を加速した。古代ローマの平和と秩序の女神「パクス」は消え、価値観の再構築が問われている。「パクスなき世界」では、どんな明日をつくるかを考えていく。

速報

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン