サムスン、折り畳みスマホで新製品 21万円で発売

アジアBiz
2020/9/1 23:00
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【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子は1日、画面を2つに折り畳めるスマートフォンの新製品「ギャラクシーZフォールド2」を18日から韓国や米国など約40カ国で発売すると発表した。価格は1999ドル(約21万円)と、昨秋発売の初代折り畳みスマホとほぼ同水準に設定した。

スマホを広げた際の画面サイズは7.6インチと従来モデル比で0.3インチ大きく、閉じた際も6.2インチと一般的なスマホ並みの画面サイズとした。重量は282グラムと初代モデルから6グラム重い。基本カラーは黒とブロンズの2色で、折り畳みのヒンジ部分のカラーを4色用意した。

スマホとタブレット端末の「1台2役」の機能を重視し、パソコン画面のように複数のアプリを同時に起動するマルチタスク操作を可能とした。簡単な操作で写真をメールに添付したり、エクセルで作ったグラフをパワーポイントに添付したり複数アプリを使う操作が可能となる。

サムスンにとって3機種目の折り畳みスマホとなる

サムスンにとって3機種目の折り畳みスマホとなる

日本での発売時期は未定。サムスンは日本でスマホの直接販売をしておらず、NTTドコモKDDIといった通信事業者の方針次第となる。

サムスンは2019年秋に初代の折り畳みスマホを発売し、中国の華為技術(ファーウェイ)や米モトローラが折り畳みスマホで追従した。サムスンは自社の有機ELパネルの技術を生かして、ガラスパネルの小型の折り畳みスマホ「ギャラクシーZフリップ」を今年2月に発売。そして今回の端末と、同分野で矢継ぎ早に新製品を打ち出している。

米調査会社IDCによると、20年の世界のスマホ出荷台数は感染症の影響もあって前年比12%減の約12億台に低迷する見通し。スマホとタブレット端末の機能を持つ折り畳みスマホが需要を活性化すると期待されているものの、端末価格の高さがネックとなりスマホ産業全体の大きな潮流にはなりきれていない。

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