京都府、唾液PCR検査 府内400診療所に増加

2020/9/1 19:20
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記者会見で今後の新型コロナウイルス対策などを説明する京都府の西脇隆俊知事(1日、京都府庁)

記者会見で今後の新型コロナウイルス対策などを説明する京都府の西脇隆俊知事(1日、京都府庁)

京都府は1日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、季節性インフルエンザの流行期に備え、9月末までに唾液によるPCR検査ができる診療所を現在より120増やし、9月末までに400カ所とすることなどを決めた。飲食店、大学生、重症化リスクの3つにターゲットを絞った対策を進めるとともに医療崩壊を防ぐ取り組みを強化する。

唾液検体を採取できる診療所を増やすとともに1日あたりのPCR検査の処理能力も拡充。京都市衛生環境研究所や医療機関への機器整備などで、現状で1日800件の検査能力を年内をめどに1500件にする。入院治療する感染者を受け入れる病床も現在の515床から年内に750床まで拡大する。

記者会見した西脇隆俊知事は検査能力や病床の目標数値について「(国が示した基準で感染状況が最も厳しい)ステージ4を想定している」と説明。病床については「万全の態勢をつくりたい」と述べた。

検査体制の強化や病床確保の費用として、同日概要を発表した2020年度一般会計の9月補正予算案では84億円を計上した。コロナ禍での感染拡大防止と社会経済活動の両立を基本方針にまとめた9月補正予算の総額は809億円。補正後の一般会計は1兆1878億円となる。

9月補正予算では9億円規模を確保し、大学や地域の公共交通機関などの感染防止の取り組みを支援する。緊急経済対策としては、中小企業の資金繰りを支援する無利子無保証料融資のための金融機関への預託金を600億円増額するほか、コロナ離職者の採用支援などにも取り組む。

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