百貨店売上高8月31%減、名古屋市内 減少幅拡大

2020/9/1 19:30
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名古屋市内の主要百貨店(4社5店)が1日発表した8月の売上高(速報値)は、前年同月比31%減の207億円だった。愛知県が独自の緊急事態宣言を出したことや猛暑の影響で来店客数が落ち込んだ。減少幅は19%減だった7月から拡大した。

落ち込みが大きかったのがJR名古屋高島屋と名鉄百貨店だ。新型コロナウイルスの感染防止でお盆に帰省する人が減り、土産用の和菓子などの需要が伸び悩んだ。JR名古屋高島屋の食料品の売上高は4割を超える減少だった。

JR名古屋高島屋と名鉄百貨店は名古屋駅と直結しており、帰省客の減少の影響が出やすかったとみられる。一方、栄地区にある松坂屋名古屋店や名古屋三越栄店も2割超のマイナスで、衣料品などが低調だった。

中部では新型コロナの新規感染が一時期に比べて落ち着いてきた。8月後半から「高額品に動きが出ている」(名鉄百貨店)という。JR名古屋高島屋は9月に1年ぶりの北海道物産展を開く。混雑時の入場規制など感染防止に配慮しながら客足の回復につなげたい考えだ。

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