シャープ戴CEO、健康や教育など8分野で成長方針

シャープの戴正呉会長兼最高経営責任者(CEO)は1日、「スマートホーム」や「ヘルス」など8分野を強化する方針を表明した。2016年に台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下に入り、事業変革を推進してきた。今後は「エデュケーション(教育)」や「セキュリティ」などの分野への取り組みも強化し、事業ビジョンの具体化を目指す。
創業108年を迎える9月15日を前に、戴氏が公表した。ほかに「エンターテインメント」や「スマートオフィス」、「インダストリー(産業)」、「オートモーティブ」を重点領域とした。戴氏は「健康や医療、介護の分野における取り組みをより重点的に展開していく」とした。