自民党総裁選、党員投票見送り決定 菅氏2日出馬表明

菅内閣発足
2020/9/1 11:45 (2020/9/1 13:14更新)
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自民党総務会に臨む二階幹事長(左から3人目)と岸田政調会長(同4人目)=1日午前、自民党本部

自民党総務会に臨む二階幹事長(左から3人目)と岸田政調会長(同4人目)=1日午前、自民党本部

自民党は1日午前に総務会を開いた。安倍晋三首相(党総裁)の後継を選ぶ総裁選に関し、全国一斉の党員投票の実施を見送って両院議員総会で選出することを決めた。小泉進次郎環境相ら若手・中堅議員約10人も出席し、党員投票が必要だと訴えた。

二階俊博幹事長は国会議員と都道府県連の代表者に限った投票で選ぶ方針について「一日も早く負担を軽減し、早急に体制を確立する必要がある。緊急を要することから両院議員総会で選挙をお願いしたい」と述べた。

総裁選は8日告示、14日投開票の日程で調整している。岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長はそれぞれ1日午後に立候補を表明する。

菅義偉官房長官は2日にも表明し、8日に基本政策を示す予定だ。安倍首相の出身派閥で党内最大の細田派と第2派閥の麻生派、二階派などが菅氏の支持を決めた。

菅氏は1日午前の記者会見で、次期政権の最優先課題に関し「新型コロナウイルス対策は目前の課題で、経済活動の両立をはかっていくことが大事だ」と語った。新首相による衆院解散・総選挙の必要性は「新内閣の話でコメントは控えたい」と述べた。

総裁選は原則、国会議員票と党員投票を含む地方票で決める。緊急を要する場合は党則で「党大会に代わる両院議員総会」で投票、選出できると定める。執行部は新型コロナ対応などを理由に特例規定の適用をめざす。

両院議員総会方式なら国会議員票394票、47都道府県連に3票ずつ割り当てる地方票141票の合計で争う。全国一斉の党員投票は省略され、議員票の比重が高まる。

党内では中堅・若手を中心に党員の声を重視すべきだとの意見が根強い。小林史明青年局長らは31日、党所属議員の3分の1を超える140人超の署名を集め、二階氏に党員投票の実施を申し入れた。

両院議員総会の日程は2日の総裁選挙管理委員会で正式に決める。与野党は安倍首相の後継を選出する臨時国会を16日に召集し、18日までの会期とする日程を調整している。

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