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全産業売上高17.7%減 4~6月、11年ぶりの落ち込み

(更新)
製造業と非製造業がともに落ち込んだ

財務省が1日発表した4~6月期の法人企業統計によると、全産業(金融・保険業を除く)の売上高は前年同期に比べ17.7%減の284兆6769億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で約11年ぶりの大幅な落ち込みとなった。当面の運転資金を確保する動きが広がり、短期借入金は20.8%増と約25年ぶりの増加率となった。

売上高の減少率は20.4%減ったリーマン・ショック後の2009年1~3月期以来となる。前年同期を下回るのは4四半期連続。1~3月期もコロナの影響で7.5%減り、政府の緊急事態宣言が出た4~6月期は減少幅が広がった。

製造業は20.0%減の78兆3383億円、非製造業は16.8%減の206兆3386億円だった。財務省の担当者は「製造業は世界的な自動車販売の減少、非製造業は宿泊や飲食サービス業などの客数の減少が響いた」と説明した。

季節調整した全産業の売上高を1~3月期と比べると10.7%減った。前の四半期との比較では遡れる85年以降で最大の落ち込みとなった。

経常利益は前年同期比46.6%減の12兆4140億円だった。外出自粛による旅客の減少を受け、運輸・郵便業は8259億円の赤字となった。設備投資も11.3%減の9兆6369億円と大きく落ち込んだ。

短期借入金は20.8%増の181兆6389億円となった。1995年10~12月期以来の急激な増加となった。現金・預金も11.2%増えた。

1~3月期はコロナの影響で企業の回答が遅れ、いったん速報値をまとめたあとで時間をおいて確報値を集計した。4~6月期は7割程度の回収率となったため初めから確報値として示した。

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