自民党総裁選、菅氏軸に展開 2日に出馬正式表明

菅内閣発足
2020/8/31 18:00 (2020/9/1 11:48更新)
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記者会見する菅官房長官(1日午前、首相官邸)

記者会見する菅官房長官(1日午前、首相官邸)

安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選は、菅義偉官房長官を軸に展開する見通しになった。首相の出身派閥で党内最大の細田派と第2派閥の麻生派が菅氏の支持を決めた。菅氏は2日夕、正式に出馬を表明する。自民党の石破茂元幹事長と岸田文雄政調会長は1日にも表明する。

総裁選は8日の告示、14日の投開票で調整している。党執行部は1日の総務会で総裁選の方式を決める。

菅氏は8月31日、参院竹下派に影響力を持つ青木幹雄元官房長官と会談し、支援を要請した。

その後、自らを支持する無派閥議員の会合で「(出馬を)前向きに検討する。その覚悟だ」と強調した。「なんとか新型コロナウイルス対策と経済を両立させなければいけない。どの国も決断してやっている」と話した。

当選同期の吉川貴盛前農相ら有志議員も菅氏に出馬を要請した。

麻生派の幹部は8月31日、総裁選への態度を固めるため協議し、一致して菅氏を支持する方針を確認した。麻生派内には同派所属で出馬に意欲を示す河野太郎防衛相を担ぐべきだとの声がある。麻生太郎副総理・財務相が31日、河野氏と約1時間会談し、集約を進めた。

細田派の細田博之会長も菅氏と会談した。同日の派閥総会で「後継の首相が安倍首相の意思を引き継いで新型コロナに対応しないといけない」と話し、細田派は細田氏に対応を一任した。その後、幹部会合を開いて菅氏支持を決めた。

石破氏は衆院議員会館で情勢分析を進めた。石破派は8月31日の派閥会合で総裁選出馬の是非を含めて石破氏に対応を一任すると確認した。岸田氏は同日、首相官邸で安倍首相に会い、支援を要請。青木元官房長官とも会い、支援を求めた。

自民党は1日の総務会で、総裁選の方式についても決める。首相が任期中で辞任表明したため、党員投票を省いた両院議員総会の方式での実施を調整する。

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