西武岡崎店が閉店、20年の歴史に幕 後継入居者は未定

2020/8/31 19:30
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セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武は31日、西武岡崎店(愛知県岡崎市)を閉店した。2000年にイオンモール岡崎の開店と同時にテナントとして出店したが、近年は業績が低迷し、赤字が続いていた。後継テナントは未定で、イオンモールは西武の撤退後、グローバルファッションブランドなど新たなテナント誘致を検討する。

最終日には開店前100人ほどが列をつくって並んだ(31日、岡崎市)

西武岡崎店は最盛期の08年2月期には売上高が103億円だったが、ネット通販などに押され、20年2月期は84億円まで落ち込んだ。15年2月期から営業赤字が続き、継続は難しいと判断した。社員29人は配置転換し、パート94人の希望者には再就職をあっせんした。

この日店を訪れた80代の女性は「時々買いに来ていたので、なくなるのはやっぱり寂しい」と話した。一方、近所に住む50代の会社員の男性は「最後に一目見に来たが、高級品が多くあまり買いに来ることはなかった」と言葉少なだった。

西武百貨店は豊橋市にもあったが03年に閉店していて、今回で愛知県から西武の店舗はなくなった。20年3月にはほの国百貨店(同豊橋市)が閉店。21年9月には松坂屋豊田店(同豊田市)が閉店予定で、愛知県東部を指す三河地域の百貨店はゼロになる。

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