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インド・リライアンスが同国小売り大手買収 3500億円

リライアンスは総合スーパーのビッグバザールなどを傘下に収める

インド大手財閥リライアンス・インダストリーズ(RIL)は29日、同国の大手小売りグループの主要事業を買収すると発表した。買収額は2471億ルピー(約3500億円)。RILは内需の拡大で成長が見込める小売業を強化する。

RILは子会社を通じて印フューチャー・グループの小売り・卸部門や物流部門を買収する。フューチャーは総合スーパー(GMS)の「ビッグバザール」、高級スーパー「フードホール」、衣料品チェーン「fbb」などの主要事業をRILに売却する。RILはフューチャーが抱える負債の一部を引き継ぐ。

フューチャーは創業者のキショール・ビヤニ氏が1980年代にデニム生地の販売を始め、現在は複数業態で全国の400以上の都市や町に約2000店を構えている。中核企業フューチャー・リテールの業績は2019年3月期で売上高が2035億ルピー、純利益が72億ルピーだった。20年3月期の業績はまだ公表していない。

ただ積極的な出店やGMSなどでの低価格戦略が響き、インドの地元紙によるとグループ全体で1700億円以上の負債を抱えていた。米アマゾン・ドット・コムをはじめネット通販との競争激化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で経営は厳しさを増していた。

RILは石油販売や石油化学製品の製造販売が主力だったが、近年は小売業や通信を中心とするデジタル分野が収益の柱に育っている。小売りではスーパーや家電量販店、ファッション、玩具店を展開。英バーバリー、独ヒューゴ・ボスなど欧米の著名ブランドのほか日本の良品計画と組み「無印良品」もインドで運営している。

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