東京都の人口、7月は再び転出超

2020/8/28 20:00
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総務省の住民基本台帳人口移動報告によると、7月の東京都への転入者は2万8735人となり前年同月から4203人減った。転出者は前年同月より482人少ない3万1257人だった。転入者の減少が大きく、5月に続き7月も転出超過となった。

東京都では緊急事態宣言が出ていた5月に比較可能な2013年7月以降で初めて転出超過となった。大学進学や就職、転勤などに伴う東京への引っ越しを見送った人が多かった。6月は転入超過に戻っていたが、7月は新型コロナウイルスの新規陽性者が再び増えて転入者が減った。

総務省は毎月の住民基本台帳人口移動報告で住民票の転入届に基づく日本国内の人の動きを公表している。総務省は「今後も新規陽性者数の多い地域への移動を抑制する動きが起こる可能性がある」とみる。

テレワークの拡大などで若年層を中心に意識の変化も起きている。内閣府が5月下旬から6月上旬に実施した調査では、東京圏に暮らす20代の約3割が地方移住への希望が「高くなった」か「やや高くなった」と回答した。

人口が密集した東京からオフィスを地方に移す機運も出てきた。広島県では5月以降、県内への企業移転に関する問い合わせが前年と比べ2倍以上になった。IT企業からの問い合わせが多く、支援策の拡充を検討している。

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