高松グループ、米国で賃貸マンション開発

高松コンストラクショングループは28日、米カリフォルニア州に富裕層向けの賃貸マンションを開発すると発表した。総事業費は約100億円。同社が米国でマンションを開発するのは初めてとなる。米国のマンション市場は拡大が見込まれ、現地に適した施工手法の取得などを目指す。
カリフォルニア州の高級リゾート地ラグーナニゲルに建設し、2022年11月の完成を目指す。大手IT(情報技術)企業のサテライトオフィスが集積しており、富裕層の入居を見込む。
高松コンストラクショングループはこれまでに米ニューヨーク州でマンション2棟を取得し、運用を手掛ける。今回は着工から自社で手掛けることで、マンション開発から運用まで一貫したノウハウの取得を狙う。