まず現地に行ってみる 作家 佐々木譲

エッセー
2020/9/12 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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その他

自分の仕事のうちでも、取材旅行の部分が楽しい、という同業者は多いはずだ。

基本的に小説家は居職であり、仕事場に引きこもっているのが常態である。だから、ほかの職業人よりもずっと、外に出る、何かを見に行く、旅行をする、という非日常が切実な欲求となる。

わたしの場合、日本の歴史の中世から近代まで、あまり知られていない人物や局面を意識的に取り上げ、取材して書くことが多い。その仕事の中でもいちばん楽しんで…

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