Microsoft、IE見限る 利用企業はどうする

コラム(テクノロジー)
2020/9/10 2:00
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日本経済新聞 電子版
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Microsoft 365のアプリケーション。インターネット・エクスプローラーでの動作サポートを2021年8月に終了する

Microsoft 365のアプリケーション。インターネット・エクスプローラーでの動作サポートを2021年8月に終了する

日経クロステック

米マイクロソフトは看板クラウドサービス「Microsoft 365」(旧称Office 365)の「Internet Explorer(インターネット・エクスプローラー、IE)11」ブラウザー上での動作サポートを1年後に終了すると8月17日(現地時間)に発表した。これに関して企業ユーザーが考慮すべきポイントをまとめる。

■Teamsのサポート11月終了

発表文によれば、まず2020年11月30日にMicrosoft 365のアプリケーションのうち、ビジネスチャット・ウェブ会議ツール「Teams(チームズ)」のIE11でのサポートを終了する。

21年8月17日には、メールソフト「Outlook(アウトルック)」やクラウドストレージ「OneDrive(ワンドライブ)」など残る全てのアプリのサポートを終了する。サポート終了後はIE11からアプリを全く使えないか、一部の機能しか使えなくなる。

マイクロソフト製品の技術動向に詳しい富士ソフトの増田裕正MS事業部MSサービス推進室室長は「企業ユーザーにとって、当面は大きな影響はないだろう。だが、中長期的にはIE依存から脱却することも視野に入れたほうがいい」とみる。

■IE自体のサポートは終わらない

さしあたって、IEでMicrosoft 365を使っている企業ユーザーは対応が必要になる。利用ブラウザーを基本ソフト(OS)「Windows(ウィンドウズ)10」の標準である「Edge(エッジ)」や、米グーグルの「Chrome(クローム)」などに変更しなければならない。

とはいえ各種調査によれば、直近の国内の個人・企業を含めたWindowsパソコンにおけるブラウザー利用率のシェアはChromeが6割程度、IEが1割程度である。既にChromeだけを使っているか…

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