Amazon、リストバンド型端末に参入 AIを活用

2020/8/28 9:30
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米アマゾン・ドット・コムが米国で販売する「アマゾン・ヘイロー・バンド」とスマートフォンのアプリ

米アマゾン・ドット・コムが米国で販売する「アマゾン・ヘイロー・バンド」とスマートフォンのアプリ

【シリコンバレー=奥平和行】米アマゾン・ドット・コムが手首に装着して使うリストバンド型のウエアラブル端末を発売する。温度センサーや心拍計などを内蔵した「アマゾン・ヘイロー・バンド」の受注を米国で始め、人工知能(AI)を活用したサービスを提供すると27日に発表した。拡大が見込まれるウエアラブル端末市場で競争が激しくなりそうだ。

ヘイロー・バンドはセンサー類と布製のベルトを組み合わせた構造で、活動量や体温、心拍数といったデータを集める。本体にモニター画面はなく、スマートフォンのアプリを通じて体の状態を把握したり、運動や生活改善などの指導を受けたりする仕組みだ。

半年の利用料を含む価格は99.99ドル(約1万700円)で、7カ月目からは月額3.99ドルの利用料がかかる。27日から先行受注を始め、当面は64.99ドルで提供する。日本など米国以外の市場における販売計画は明らかにしていない。

内蔵した加速度計などを使って運動量を測定し、ポイントで表示する。睡眠の状態も0から100のスコアで示すほか、スマホのカメラとAIを活用した体脂肪率の測定、内蔵マイクを使った声のトーンの判定といった機能を設けた。集めたデータや分析に基づき、運動を促したり、生活改善を指導したりする。

米調査会社のIDCによると、リストバンド型を含むウエアラブル端末の世界出荷台数は2019年には3億520万台だったが、23年には4億8910万台まで増える見通しだ。米アップルの「アップルウオッチ」や、米グーグルが買収を決めた米フィットビットの製品などが健康関連のサービスで先行している。

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