中国海警、香港活動家ら12人拘束 処罰恐れ台湾に密航か

香港デモ
2020/8/27 21:08
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【香港=木原雄士】中国海警局が台湾への密航を試みた香港の活動家ら若者12人を海上で拘束したことが27日、分かった。複数の香港メディアが報じた。香港国家安全維持法違反の疑いで逮捕された李宇軒氏も含まれている。香港に強制送還される前に中国本土で処罰される可能性がある。

海上をパトロールする中国海警局の船(2017年4月)=ロイター

海警局は中国版ツイッターの微博(ウェイボ)に「違法に越境した疑いのあるスピードボートを23日に発見し10人以上を逮捕した」と投稿した。香港紙・東方日報(電子版)などによると、12人は事実上の亡命を目指し、台湾に向かっていた。一部は2019年の抗議活動に絡む容疑で逮捕され保釈中だったとみられる。

海警局は捜査中としており、12人は中国本土で拘束中とみられる。中国本土で起訴されて処罰される可能性もある。李氏は活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏らとともに外国勢力と結託して国家安全に危害を加えた疑いが持たれている。

香港は香港国家安全法の施行で民主派が自由に政治活動するのが難しくなっている。活動家の羅冠聡(ネイサン・ロー)氏は同法施行直後に英国に渡った。周氏らのように抗議活動で逮捕され裁判が続いている場合、香港外への渡航が禁じられるケースが多い。中国系香港紙は一部の活動家が香港からの密航を計画していると報じていた。

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