成田空港、7月の国際線旅客数97%減 国内線は改善
成田国際空港会社は27日、7月の同空港の国際線旅客数が前年同月比97%減の9万8619人だったと発表した。新型コロナウイルスの影響で同月として最低だった。国内線旅客数は72%減の19万3048人。国内の移動制限の緩和や格安航空会社(LCC)の復便などで減少幅が縮小した。

国際線旅客数のうち外国人は3万1702人、日本人は2万5087人でいずれも98%減った。通過客数は89%減の4万1830人。国内線旅客数を含めた航空旅客数全体では93%減の29万1667人で、6月の96%減より改善した。
航空機の発着回数は64%減の8284回。国際線旅客便は85%減の2438回と低水準が続く。一方、貨物便は55%増の3251回と7月では過去最高。国際線旅客便が運休・減便のため貨物スペースを使えず、貨物臨時便の運航が増えた。

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