スキル・能力の指標化カギ 転職と解雇の壁高く
ジョブ型雇用・日本の論点(下)
[有料会員限定]
欧米のジョブ型雇用では職務ごとに必要なスキルや能力が示され、その条件を満たす人が採用される。このため若年層は大学でも仕事に直結する実学を学び、インターンシップなども日本より積極的に受ける傾向にある。自らの仕事の能力をアピールできなければ職につけないためだ。
日本企業が学卒者の採用活動で「コミュニケーション能力」「協調性」といった"人柄"を重視するのと対照的だ。
ドイツ南部、バーデン・ヴュルテンベル...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り998文字