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「京都芸術大」使用OK 校名差し止め請求棄却、大阪地裁

(更新)

京都造形芸術大(京都市左京区)が校名を「京都芸術大」に変更すると大きな混乱を招くとして、京都市立芸術大(同市西京区)が造形芸術大を運営する学校法人「瓜生山学園」(左京区)に名称の使用差し止めを求めた訴訟の判決で、大阪地裁(杉浦正樹裁判長)は27日、請求を棄却した。

杉浦裁判長は判決理由で、「京都市立芸術大学」のうち「京都」「芸術」「大学」の各部分は「大学の名称としてはいずれもありふれたもの」と指摘。他の大学と識別できる機能を持つ部分は、設置主体を示す「市立」にあるとした。

その上で、2大学の名称は「市立」の有無で見た目や呼び方が異なることは明らかで、市民が「類似のものとして受け取る恐れがあるとはいえない」と判断した。

判決などによると、造形芸術大は2021年に開学30周年を迎えることから、昨年8月に文部科学省に名称変更を届け出て、今年4月に校名を変更した。

市立芸術大は「京都芸術大」の名称は不正競争防止法上の著名表示に当たると主張。校名変更されたら略称は市立芸術大同様、「京都芸大」や「京芸」とならざるを得ず、「どうしようもなく紛らわしい状況に陥る」と訴えていた。

京都市立芸術大の話 主張が認められなかったことは誠に残念。今後の対応は判決文の内容を精査した上で検討する。

瓜生山学園の話 主張の正当性が認められた結果だと考えている。これからも、日本の芸術文化の発展に寄与できるよう尽力する。〔共同〕

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