凸版印刷系、家事代行に参入 事業者比較サイト提供
凸版印刷子会社のワン・コンパス(東京・港)は27日、家事代行事業に参入すると発表した。家事代行を手がける事業者を比較できるサービスの提供を27日に始めた。事業者の利用料金や代行する業務などを確認できる仕組み。今後、家事代行事業者の業務支援も手がける予定で、2024年度までに関連事業全体で30億円の売り上げを目指す。
ワン・コンパスは家事代行業者を比較できるサービス「カジドレ」を始めた。ウェブサイトで自分が住んでいる地域を選択すると、利用できる家事代行業者を表示。利用料金や業務の種類も閲覧できる。会員登録すると、口コミなど事業者の評価を投稿できる。
共働き世帯の増加と高齢化を受けて、増加している家事代行の需要に対応する。ワンコンパスは今後、家事代行事業者のデジタル化を支援するなど事業領域を拡大する見込み。(平岡大輝)