米、イランの核査察容認「完全な協力へ一歩にすぎない」

2020/8/27 6:48
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=中村亮】イランが核関連活動を行ったと疑われている2施設への国際原子力機関(IAEA)の査察を受け入れる方針を示したことについて、米国務省の報道担当者は26日、「(完全な協力に向けた)最初の一歩にすぎない」と指摘した。イランの核開発への警戒を緩めない考えをにじませた。

トランプ米政権は敵対するイランへの包囲網づくりを急いでいる(ポンペオ米国務長官)=AP

報道担当者は「IAEAは未申告の恐れがある核関連物質や活動に関する疑惑への回答を必要としている」と指摘し、イランに「完全な協力」を促した。「イランが7カ月以上にわたってIAEAが必要とする情報や(施設への)アクセスを拒否してきた」とも批判した。

イランは26日、これまで拒否していた核関連施設へのIAEAの査察を一転して認めた。査察の受け入れを訴えていた欧州を取り込んで、イランへの包囲網構築を急ぐ米国に対抗する狙いとみられる。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]