NAR、4最優秀賞 アジア出版者協会賞

2020/8/26 23:01
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アジア出版者協会(SOPA)の2020年協会賞で最優秀賞に選ばれたNikkei Asian Reviewの記事

アジア出版者協会(SOPA)の2020年協会賞で最優秀賞に選ばれたNikkei Asian Reviewの記事

【香港=木原雄士】香港を拠点とするアジア出版者協会(SOPA)は26日、2020年の協会賞を発表した。日本経済新聞社の英文媒体「Nikkei Asian Review(NAR)」が「スクープ」など4部門で最優秀賞を獲得し、5作品が入賞した。NARの受賞は6年連続で、受賞数は過去最多。

スクープ部門では米アップルやオランダのASMLが「脱・中国」にカジを切る方針を報じた一連の特報(代表=台北支局・鄭婷方記者、黎子荷記者)が最優秀賞に選ばれた。世界のIT大手が米中対立の長期化をにらんで中国との関係を見直す動きを捉えた。

日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告の東京拘置所での単独インタビュー(代表=中山淳史コメンテーター)が優秀賞を受賞した。

ニュース解説部門では米中デカップリング(分断)をひもといた一連の記事(代表=太田泰彦編集委員)が最優秀賞に選ばれた。19年6月24~30日号の「The New Iron Curtain」(新しい鉄のカーテン)など3回の巻頭特集でハイテク分野の対立や華為技術(ファーウェイ)の戦略、在米中国人留学生の苦悩を描いた。

雑誌デザイン部門では19年9月30日~10月6日号の巻頭特集「Hard Water」(混乱続く香港 市民の声を聞く、代表=キム・ミンジュン・アートディレクター)が最優秀賞を受賞した。写真やイラストを巧みに配置して中国にあらがう若者の姿を描いた。

芸術・文化報道部門は香港の大規模デモをアートの観点から描いた一連の報道(代表=香港支局・陳綺●(あめかんむりに文)記者)が最優秀賞に選ばれた。民主化を呼びかけるメッセージを付箋で貼り付ける「レノンの壁」や創作性の高いポスターを手がかりに抗議活動を捉え直した点が評価された。

SOPA賞はアジア太平洋地域に関する優れた報道を顕彰するため1999年に創設され、今年で22回目。

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