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大学の遠隔授業、世界の現状は?

2020年8月27日の日本経済新聞朝刊1面に「世界の大学『封鎖』解けず」という記事がありました。新型コロナウイルスの感染が収束せず、世界の大学は遠隔授業を続けざるを得ない状態です。学習の機会をどのように確保しているのでしょうか。

ここが気になる

日本では小中学校の登校が再開されましたが、大学は依然制約が多いままです。学外活動がクラスターを発生させた事例が複数あり、対面授業の解禁に慎重になっています。感染の収束が見通せないなか、秋からの新学期も授業はオンラインを中心とする大学が多いもようです。東京大学は既に2021年度以降も遠隔授業の計画的な導入を検討しています。

世界でもオンラインに合わせた対応が進んでいます。米ハーバード大は秋から全授業を遠隔にするのに合わせて大学院生を支援フェローとして採用し、大学生が学習目標を達成できるようサポートを厚くします。独ベルリン自由大では試験を自宅で受ける際にネットの閲覧を制限するソフトを導入し、カンニングなどの不正を防ぎます。

一方、リモートが続く状況に学生は不満を募らせています。米国の大学では「授業料の据え置きは強盗に等しい」との抗議文に学生2000人の署名が集まりました立命館大学の学部生の1割が退学を視野に入れているという調査もあります。薬学部に通う私の妹も「実習ができない」と嘆いていました。対面の学びの場が戻ることを願いつつ、遠隔教育の質を高める工夫を続けてほしいと思います。

20代編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。もっと詳しく知りたい人は8月27日の朝刊1面を読んでみてください。
この記事をまとめた人:渡部加奈子
2015年入社。保育・女性活躍の取材を経て、コンテンツマーケティングを担当。大学生のころ、大学名をとって○○ジョと総称されるのが嫌だったが、今は懐かしい思い出。

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