多彩なスイーツ一堂に 信栄開発、千葉・木更津で新店
千葉県内でバームクーヘンやカステラの専門店を展開する信栄開発(市原市)は、様々なスイーツを一堂にそろえた新業態店舗「BAACUS(バークス)」をJR木更津駅舎内に開業した。地元の学生や会社員、シニア層のほか、駅を利用する観光客やビジネス客の手土産需要を見込む。

バームクーヘン専門店「せんねんの木」の商品をはじめ、カステラやフィナンシェなど既存の自社ブランド品のほか、須藤牧場(館山市)の牛乳を使ったソフトクリームやパフェも販売する。営業時間は午前9時から午後6時。店舗の脇にベンチも備え、その場で食べられるようにした。
開業に際しては、木更津市の空き店舗対策補助金を活用した。新店舗への集客を通じ、空き店舗が目立つ木更津駅周辺の活性化にもつなげたい考えだ。
市の産業・創業支援センターが協力し、市内の高校生や大学生が開発に関わった商品を9月に発売する。地元の学生には今後も新商品の開発や営業に関わってもらい、産官学連携の場としても活用する。信栄開発の曽根晃社長は「様々な人が集まり、地域活性化に繋がる店にしたい」と期待を寄せる。
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