岡口裁判官に2回目の戒告 殺人事件の遺族侮辱で

2020/8/26 18:41 (2020/8/26 21:33更新)
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フェイスブックに殺人事件の遺族を侮辱する投稿をしたとして、仙台高裁が懲戒を申し立てた同高裁の岡口基一裁判官(54)の分限裁判で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は26日、「裁判官に対する国民の信頼を損ねる言動」として戒告の懲戒処分とする決定をした。

岡口氏は2018年にも、ツイッターで訴訟当事者の感情を傷つけたとして戒告を受けており、今回で2回目となる。

決定などによると、岡口氏は東京高裁の裁判官だった17年、都立高3年の岩瀬加奈さん(当時17)が殺害された事件を巡ってツイッターで不適切な投稿をし、18年に同高裁から厳重注意を受けた。岡口氏は19年11月、フェイスブックに「遺族の方々は、俺を非難するように東京高裁事務局などに洗脳された」などと投稿した。

加奈さんの母、裕見子さん(52)は決定を受け「投稿を目にしたときは頭が真っ白になった。戒告という処分の重みが感じられない」とコメントした。

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