コロナで産婦人科医や母親を大規模調査 横浜市立大学
横浜市立大学は26日、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかで妊娠・出産を経験した女性と産婦人科医を対象に、大規模調査を実施すると発表した。母親の不安や行動、医療機関の受け入れ体制などを調査し、実情に合う医療体制づくりや支援強化に生かす。
ウェブサイト上で9月にアンケートを実施し、2021年3月までに結果をまとめる。対象は1月以降に妊娠・出産を経験した女性1万人以上と産婦人科医2000人以上で、妊産婦と医師の意識の違いなども調べる。
横浜市大によると、感染拡大後は、出産に不安を抱えたり、希望に反して里帰り出産できなくなったりする課題が判明。一方で「先行調査がなく、妊婦のつらさも理解されていなかった」ことから、受け入れ体制を改善するため調査を生かす。

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