アマゾン、物流拠点を増強 東京・埼玉に4カ所新設

2020/8/25 19:53
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アマゾンが26日に開設する埼玉県久喜市の物流施設

アマゾンが26日に開設する埼玉県久喜市の物流施設

アマゾンジャパン(東京・目黒)は10月までに東京都、埼玉県の4カ所で新たな物流拠点を開設すると発表した。4拠点の延べ床面積は計35万平方メートルで、主要な物流拠点は全国で21カ所となる。新型コロナウイルスの流行を機にネット通販の利用が急増しており、国内最大手のアマゾンも物流能力の強化を急ぐ。

埼玉県久喜市で26日に開く物流施設は延べ床面積15万平方メートルで、国内では神奈川県小田原市の拠点に次ぐ規模だ。10月7日に東京都府中市、同28日に埼玉県坂戸市と上尾市でそれぞれ物流施設を開く。直販事業と外部の販売事業者の倉庫として活用する。同社は「拠点拡大で品ぞろえ強化と迅速な配送につなげる」としている。

アマゾンジャパンは近年、首都圏、関西圏を中心に物流拠点を新設しており、2019年も京都府など2カ所に設けた。同年の日本での投資額は6千億円超と、過去10年の平均額の2倍を超す。同社のジャスパー・チャン社長は「日本市場の重要性は年々高まっており、引き続き投資を続ける」としている。

新型コロナを追い風に、米アマゾン・ドット・コムは4~6月期の売上高が9兆5600億円と前年同期から37%増えた。国内でも巣ごもり消費により、注文が急増している。平常時より配達が遅れるケースが相次ぎ、一時は生活必需品の発送を優先するため、物流拠点への娯楽品の入庫を制限する措置を行っていた。現在はほぼ正常化しているという。

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