鹿島や長谷工、現場×IT急ぐ 複合現実で外壁検査
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建設会社がデジタル技術で現場での作業効率を高めようとしている。鹿島は2021年に建設現場の作業内容を作業員同士が共有しやすくする専用スマートフォンを導入。長谷工コーポレーションは複合現実(MR)と呼ぶ技術を外壁検査に取り入れる。人手不足に悩む現場の負担を軽減する考えだ。
鹿島が21年4月から現場作業員に配布する専用スマホはソフトバンクと連携して開発した。従来、工事現場では朝礼でその日の作業手順や危険な場所の情報を共有していたが、こうし...
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