英アーム、IoT事業 ソフトバンクGへの移管中止

2020/8/25 10:58
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半導体設計大手の英アームが、傘下のIoT事業を親会社のソフトバンクグループ(SBG)に移管する計画を中止したことが25日分かった。あらゆるモノがネットにつながるIoTに関連する2部門をSBGに移管し、本業の半導体設計に専念する方針を打ち出していたが、急きょ変更する格好となる。2部門はアーム社内に残す方針だ。

アームはIoT機器の管理・分析を手掛けるIoT部門とデータ部門を分離し、9月末をめどにSBGグループ内の事業体に移管する方針を7月に示していた。これを転換し、2部門は独立した事業としてアーム社内にとどめる。

アームは方針変更の理由について「アームの傘下で(IoT事業を)独立した事業として経営することで(SBGに移管した場合と)同等の利益が得られる」と説明している。

SBGは保有するアーム株を巡り、1~2年後の新規株式公開(IPO)を検討しつつ、米半導体大手エヌビディアと売却交渉に入っている。今回の方針変更によってアームの企業価値が変動する可能性がある。SBGは方針変更について「コメントを差し控える」(広報)としている。

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