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米中が閣僚級の貿易協議、第1段階合意「進展」と米政府

【ワシントン=鳳山太成、北京=川手伊織】米通商代表部(USTR)は24日、中国と閣僚級の貿易協議を開いたと発表した。米側の声明によると、両政府は2月に発効した「第1段階の合意」に基づき中国が対米輸入を増やしており「進展」を確認したとしている。

交渉責任者を務めるライトハイザーUSTR代表とムニューシン米財務長官が、中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相と24日(中国時間の25日)に電話で協議した。発効から半年が経過した第1段階合意の進捗状況を点検した。閣僚級の電話協議は5月上旬以来となる。

焦点の輸入拡大を巡り、両政府は「中国の大幅な購入拡大と、協定履行に必要な追加の行動を議論した」という。中国は2020~21年の2年間で対米輸入を2千億ドル(約21兆円)増やす約束だ。新型コロナウイルスの影響などで遅れており、米国は購入ペースの加速を求めたとみられる。

両政府は「協定の成功を確実にするための手段を講じることを約束した」と説明した。中国は同国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)などに課す輸出規制を見直すよう米側に要請したもようだ。両政府は中国による知的財産の保護強化や金融サービスの開放なども検証した。

中国側も国営新華社通信が「マクロ経済政策での協調拡大や第1段階合意の履行状況について建設的な対話を実施した」と報道。「第1段階の合意実行を引き続き推進していくことで米中両政府が合意した」と伝えた。

トランプ米大統領は11月の大統領選に向けて農家の支持を固めるため、米農産品の輸入を増やすよう中国に圧力をかけている。同氏は新型コロナや香港問題を受けて対中強硬姿勢に傾いており、第1段階合意の破棄も示唆したこともある。

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