「空飛ぶクルマ」のルール作り、日米欧で国際競争
[有料会員限定]
次世代の移動手段として注目される「空飛ぶクルマ」の実用化に向けたルールづくりが国際競争になっている。欧米が実際に機体を飛ばすのに必要な安全基準など制度設計を本格化している。ルールづくりで主導権を握れば関連産業は海外市場に進出しやすくなるとみられ、日本は月内にも産官学による作業部会を立ち上げ、検討を急ぐ。
空飛ぶクルマは滑走路が不要で垂直に離着陸できる「VTOL(ブイトール)」と呼ばれる機体だ。多く...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1243文字