相模原・藤野北小の仮設校舎が完成 19年台風で被災
2019年の台風19号で被災した相模原市立藤野北小学校の仮設校舎が完成し、24日に初の授業が行われた。市内の公民館敷地に5教室を建設。公民館内も職員室や保健室として活用する。同日は2学期の始業日で、29人の児童が元気に登校した。
藤野北小学校は19年10月の台風で校庭に土砂が流れ込み、校舎に土砂流入の可能性もあるため、使用を中止。子どもたちは市内の宿泊学習施設で一時的に授業を受けていた。仮設校舎で久しぶりに黒板を目にした児童からは「なつかしい」との声も聞かれたという。
被災した藤野北小学校では災害復旧工事に向けた調査を進めているが、校舎が使える時期のめどは立っていないという。東郷健二郎校長は公民館を含め「地域の施設をフル活用していきたい」としている。
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