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寿都町にも活断層、「核のごみ」調査に科学者ら反対

行動する市民科学者の会・北海道の小野有五事務局長(左)は地質や地形の観点から、寿都町の検討に疑問を投げかけた(24日、北海道町)

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場誘致の前段階となる文献調査に応募検討を表明した北海道寿都(すっつ)町に対し、道内科学者らで作る「行動する市民科学者の会・北海道」が24日、活断層の存在などを根拠に反対を表明した。

北海道庁で記者会見を開いた同団体の事務局長で北海道大学の小野有五名誉教授は、北海道寿都町から長万部町にかけて活断層「黒松内低地断層帯」が存在すると指摘。今後、マグニチュード(M)7.3の大きな地震を引き起こす可能性が高いとして、適切な場所でないとの認識を示した。

原子力発電環境整備機構(NUMO)が公表している地層処分のための「科学的特性マップ」も、「対象地域を広げるために不適格な場所の範囲を著しく狭くしている」(小野氏)。活断層の場合は長さの100分の1離れていれば対象地に含めていると主張した。

小野氏らは寿都町の片岡春雄町長らに慎重に検討するように要請する手紙を送ったとしている。会見には同様に要望を送ったという北海道自然保護協会の在田一則会長らも出席。寿都町に計画の見直しを迫っていた。

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