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久光薬が一時4%高 抗マラリア薬、コロナ治療に期待

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24日の東京株式市場で久光製薬株が反発した。一時前週末に比べて215円(4%)高の5210円まで上昇し、1カ月半ぶりの高値をつけた。抗マラリア薬の「メフロキン」が新型コロナウイルスの治療に有効である可能性が示され、メフロキンを販売する同社に期待が集まった。終値は3%高の5150円。

国立感染症研究所の脇田隆字所長が21日、メフロキンが細胞実験で新型コロナの治療に有効である可能性を示したと発表した。培養細胞に新型コロナを感染させて薬を投与したところ、ウイルスの侵入を妨げ、増殖を防いだようだ。

久光薬を取り巻く経営環境は厳しい。2021年2月期の連結純利益は前期比43%減の106億円になる見通し。新型コロナの感染を避けるため患者の受診抑制が広がり、主力の消炎鎮痛剤「モーラステープ」の販売が減少する。訪日外国人の急減で一般向けの貼付薬「サロンパス」も低迷しており、21日時点の終値は昨年末比で7%安だった。

東海東京調査センターの赤羽高シニアアナリストは24日の株高について「ネガティブな印象が強かったところに肯定的なニュースがでて投資家に受け入れられやすかった」とみている。

ただ、感染拡大の「第2波」への警戒感は依然として強い。患者の受診抑制や訪日外国人の回復はなお不透明だ。目標株価を4400円に設定するみずほ証券の田中洋シニアアナリストは「第2四半期から新型コロナの影響を受けるサロンパスの海外販売の状況が当面の注目点だ」と話す。

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