鹿児島県産農林水産物 輸出額が初のマイナス

2020/8/24 20:11
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鹿児島県が24日発表した2019年度の県産農林水産物輸出額は前年度比1%減の224億9500万円となり、統計を取り始めた13年度以降、初のマイナスになった。輸出額の約4割を占めていた牛肉が16%減の77億6700万円にとどまったことが主な要因。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外食需要の減少に加えて、最大の牛肉輸出先の香港向けが民主化デモの影響で大幅減となったことも響いたという。

品目別では米国向け養殖ブリが好調だった水産物が102億9900万円(9%増)と、初めて100億円の大台を突破した一方、畜産物は87億4500万円(14%減)で大台を割り込んだ。林産物は25億9900万円(1%増)、農産物は米国向け抹茶や欧州連合(EU)向け有機栽培茶などを中心に8億5100万円(55%増)だった。

県では18年3月に輸出促進ビジョンを策定し、25年度に輸出額を300億円とする目標を掲げている。足元では牛肉や養殖ブリの輸出に新型コロナウイルス感染症の影響が広がっていると見られるだけに、今後の推移によっては輸出戦略の再構築も必要になりそうだ。

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