首相が病院再訪問 2週連続、周辺「受診は前回の続き」
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安倍晋三首相は24日午前、都内の慶応義塾大学病院を訪れた。夏季休暇を利用して日帰り検診を受けた17日に続いて2週連続となる。首相周辺は「前回の受診時に医師から1週間後に来るように言われていた。受診は前回の続きだ」と説明した。
菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で「先日の検査を受けて追加検査と聞いている」と語った。首相の体調は「毎日お目にかかっているが、変わりはない」と話した。
首相は17日に同病院に約7時間半滞在した。16~18日に取っていた夏季休暇のさなかだった。19日に公務を再開した際、記者団に「体調管理に万全を期すため検査を受けた。これから再び仕事に復帰して頑張っていきたい」と述べていた。
首相は新型コロナウイルス対応で1~6月に連日執務にあたった。政府・与党内には今後、まとまった休暇を取るべきだとの声もある。
首相の連続在任日数は24日に2799日となり、佐藤栄作氏を上回り歴代最長となった。