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シベリア抑留者に祈り コロナで参加者少なく

戦後にシベリアやモンゴルに抑留され、強制労働に従事し死亡した日本人犠牲者を追悼する集いが23日、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で開かれた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で集会後の懇談会などは中止。遠方の遺族らは参加を控え、例年より少ない約100人がマスク姿で祈りをささげた。

厚生労働省によると、シベリアやモンゴルに抑留された約57万5千人のうち、約5万5千人が抑留中に死亡した。同省は昨年9月、ロシアなどで収集した遺骨が日本人のものでない可能性があると発表した。

主催したシベリア抑留者支援センターの世話人で抑留経験がある新関省二さん(94)=横浜市=は「コロナで遺骨収集も墓参もできない状態が続く。大きな発想や方法の転換が求められている」と述べた。昨年発覚した抑留者の遺骨取り違え問題に触れ「ショックだった。対応に国の誠実さが問われる」と訴えた。

父親が抑留後、銃殺刑に処された遺族代表の山形忠顕さん(82)は「犠牲者の遺骨収集や記録の保存は人間の尊厳に関わる問題としてなされるべきだ」と強調した。

〔共同〕

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