街の歯科、受診控えで経営悪化 遠隔サービスに活路
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新型コロナウイルスの感染拡大による受診控えが広がり、「まちの歯医者さん」の経営が悪化している。患者をつなぎ留めようと、オンラインで歯の相談に応じるサービスが相次ぐ。
「影響が長引けば給料や備品購入費を切り詰める必要がある」。大阪市の診療所の院長はため息をつく。高齢者の定期受診が減り4~5月の売上高は前年同期比4割減、7月は持ち直したものの1割減と影響が残る。
日本歯科医師会の調査では診療所の5月の...
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