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グリー、一時11%安 巣ごもり恩恵乏しく失望売り

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21日の東京株式市場で、スマホゲームなどを手掛けるグリー株が急落し、一時前日比56円(11%)安の451円をつけた。他のゲーム銘柄が比較的好決算だったことから、このところ連想買いが入っていたが、前日の取引終了後に発表した2020年6月期の連結決算の内容が思わしくなく、失望売りを浴びた。

終値は53円(10%)安の454円で、値下がり率は東証1部で2位となった。売買代金は前日の2.4倍に膨らんだ。

前期の連結純利益は前の期比22%減の27億円と、3期連続の減益だった。直近の市場予想平均(QUICKコンセンサス、3日時点)である14%増の39億円を下回った。

売上高は12%減の626億円。新型コロナウイルスの感染拡大で巣ごもり需要が急増した4~6月期のスマホゲーム事業が注目されたが、課金収入の目安となるユーザーのコイン消費額が前四半期比で横ばい。市場では「ややもの足りない印象」(みずほ証券の小山武史シニアアナリスト)との評価が多かった。事業環境の変化が激しいなどして、21年6月期通期の業績予想は開示しなかった。

先行して決算を発表していた同業のミクシィやディー・エヌ・エーは巣ごもりが収益の追い風となっており、グリーにも投資家の期待が高まっていた。20日には年初来高値の515円をつけていたが、一気に手じまい売りが広がった。

もっとも、8月に入ってから株価はほぼ一貫して上昇しており、過熱感を警戒する向きもあった。この日の急落でチャートには「窓」と呼ばれる空白が生じており、目先の調整は一巡したとの見方も聞かれた。

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