WTOトップ、ペプシコへ 任期途中退任のアゼベド氏

小売り・外食
北米
2020/8/20 4:18 (2020/8/20 4:42更新)
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任期途中で退任するWTO事務局長のアゼベド氏は米ペプシコの幹部に転身する=AP

任期途中で退任するWTO事務局長のアゼベド氏は米ペプシコの幹部に転身する=AP

【ニューヨーク=共同】任期途中の8月末で退任することを表明していた世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長が米飲料・食品大手ペプシコ幹部に転身することが19日、明らかになった。ペプシコが発表した。9月1日付で就任する。政府や規制当局、国際機関との関係を強化するのが狙いとしている。

アゼベド氏は今年5月、辞意を表明。個人的な理由としていたが、保護主義的な傾向を強めるトランプ米政権から、WTOが中国寄りと非難を浴びたことが背景にあるとの見方も出ていた。

WTOは紛争処理機能がまひ。自国優先の輸出規制や、新型コロナウイルス感染拡大による経済停滞が響いて世界の貿易量が減少するなど課題が山積している。

アゼベド氏はブラジル出身。駐ジュネーブWTO担当大使を経て、2013年に中南米初のWTO事務局長に就任。現在2期目。声明で「持続可能な成長に向け、ビジネスと政府、社会の関係を強化するのは不可欠となっている。ペプシコに参加することをうれしく思う」と述べた。

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