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Apple、米初の時価総額2兆ドル超え 成長株に資金集中

(更新)

【ニューヨーク=宮本岳則】米アップルの時価総額が19日、初めて2兆ドル(約210兆円)を超えた。2兆ドルは米企業として初めて。新型コロナウイルスの感染拡大と景気回復の遅れが懸念されるなか、安定成長が見込める企業にマネーが集中している。

19日の米国株式市場でアップル株は続伸し、一時、前日比1.4%高の468ドル65セントを付けた。7月下旬に発表した20年4~6月期の決算で、売上高と純利益がともに市場予想を上回ったことで上昇に弾みがついている。年初来の上昇率は5割を超える。

新型コロナのまん延で在宅での学習や勤務が増え、ノートパソコンなどアップル製品の需要は拡大している。株式分割も発表し、個人投資家がアップル株を買いやすくなるといった思惑も株価を押し上げる。

アップルの時価総額は7月末にサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコを抜き、世界最大となった。世界の上場企業で時価総額が2兆ドルを超えるのは、アラムコが2019年12月の上場直後に記録して以来、2社目となる。アラムコは原油安と業績悪化懸念で株価が低迷、足元の時価総額は1兆8000億ドル台で推移する。

コロナ下の株式市場では大型ハイテク株へのマネー集中が進んでいる。

アップルは在宅勤務需要に加え、次世代通信規格「5G」対応端末の買い替え需要やサービス収入の拡大が見込める。米マイクロソフトや米アマゾン・ドット・コムも在宅勤務の拡大による「クラウド」需要の拡大など、投資家は成長ストーリーを描きやすい。

アマゾンも年初来の上昇率が約80%に達している。アップル株の19日終値は462ドル83セント(0.1%高)で、時価総額は2兆ドルを若干下回った。今後、時価総額2兆ドル台を維持できるかが焦点になる。

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