佐賀、国体延期受け入れ 鹿児島は23年開催に

2020/8/19 19:27
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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、鹿児島県での年内開催を断念した国民体育大会(国体)に関して、2023年に内定している佐賀県の山口祥義知事は19日に記者会見し、佐賀大会を1年延期し、鹿児島で23年に開くことを受け入れると表明した。山口氏は「極めて重い苦渋の選択だが、(1年延期の)要請を受け入れる」と語った。

 臨時記者会見で、2023年開催が内定している国体の1年延期を受け入れると表明する佐賀県の山口祥義知事(19日午前、佐賀県庁)=共同

国体の名称は23年に「国民スポーツ大会」(国スポ)に変更予定だったが、延期後の24年に佐賀で開く大会から名称を国スポに変える。

鹿児島県の塩田康一知事はこの日、報道陣に「本当にありがたいことで感謝を申し上げたい」と述べた。塩田氏は、24年に内定している滋賀県の三日月大造知事とオンラインで既に会談して延期への理解を求めており、今後はスポーツ庁と日本スポーツ協会も含めた調整が焦点となる。

国体を巡っては、塩田氏が山口氏と7月に会談し、鹿児島で23年に国体を開催し、佐賀は24年へ1年延期することを要望。山口氏はこれまで、最初の国スポ開催を「譲れない一線だ」と主張していた。

記者会見では延期に応じた背景として、日本スポーツ協会やスポーツ庁は佐賀県が大会の1年延期に応じた場合、名称変更も1年遅らせることを確約したため「最低条件がクリアされたと認識した」と語った。また「1年延期の影響はただならぬものがある」とし、国に財政支援を求めていくと述べた。

今年10月に予定していた鹿児島国体は、史上初の延期が決定。21年の国体は三重県、22年は栃木県で予定している。〔共同〕

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