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マリ大統領が辞任表明、議会解散も 軍のクーデターか

反乱を起こした軍の一部に拘束されていた西アフリカのマリのケイタ大統領は19日、国営テレビを通じ辞任を表明した。マリでは6月以降、大統領辞任を求める大規模デモが続いていた。ロイター通信などが伝えた。

ケイタ氏は国営テレビで「国民の長年にわたる支持と温かい厚意に感謝したい。私は全ての役職から辞任することを決めた」と述べた。議会の解散も表明した。ケイタ氏の拘束が続いているかどうかは不明だ。

18日、軍の一部が首都バマコ近郊の軍基地を占拠し、大統領のほかシセ首相や軍高官らを相次ぎ拘束した。反乱した兵士らは19日、選挙を実施し民政移管する意向を表明した。軍が関与したクーデターとの情報もあるが、主導した勢力は明らかになっていない。

アフリカ連合のファキ委員長は「あらゆる暴力の行使を中止するよう求める」との声明を出した。旧宗主国のフランスは「最も強い言葉で非難する」と反乱勢力を批判した。国連のグテレス事務総長も大統領らの解放を求めた。

ケイタ氏は2013年に大統領に就任したが、経済的苦境や政府の汚職発覚などで国民の不満がくすぶっていた。今年春の総選挙の結果を憲法裁判所が覆したことで反発が強まり、7月には大統領の辞任を求める大規模デモが暴徒化して複数の死者が出た。

足元ではマリ国内でイスラム過激派の勢いも増す。政情不安によりテロの活発化も懸念される。

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