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三洋化成と広島大 半月板の治療材を開発

三洋化成工業と広島大学は18日、機能性たんぱく質を用いた膝関節疾患の治療法を開発したと発表した。膝の半月板損傷部にたんぱく質を注入することでたんぱく質が細胞増殖の足場となり、半月板の再生を促す。今後治験を進め、2026年の実用化を目指す。

三洋化成が手掛ける機能性たんぱく質「シルクエラスチン」を応用する。半月板の損傷部にシルクエラスチンをゲル状にして注入。患部を縫い合わせる際に細胞の強固な接着を促し、再発のリスクを減らす効果が期待できるという。半月板を部分的に切除した場合は半月板組織を混ぜたシルクエラスチンをスポンジ状にして整形し、患部に移植することで細胞を再生する。

半月板の損傷などが原因となって起きる変形性膝関節症の患者は国内に約1000万人いるとされ、根本治療への期待は高い。共同研究は日本医療研究開発機構(AMED)の研究事業に採択されている。期間は今月から23年3月まで。

三洋化成は京都大学ともシルクエラスチンの共同研究を進めており、糖尿病患者向けの治療法などを開発する。

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