女川原発再稼働へ住民説明会 立地自治体外で初開催

2020/8/18 17:31
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宮城県は18日、女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働に向けた住民説明会を東松島市で開催した。女川町と石巻市で開催してきたが、立地自治体以外の開催は初めて。

女川原発の立地自治体以外で初めて住民説明会が開かれた(18日、宮城県東松島市)

住民説明会の質疑応答では再稼働に対して疑問の声が相次いだ(18日、宮城県東松島市)

東松島市は女川原発から30キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)に位置する。説明会には143人が参加し、東松島市の渥美巌市長と、同じくUPZに入る美里町の相沢清一町長も出席した。村井嘉浩知事も参加した。

質疑応答では東松島市の男性が「大雨による山崩れへの対応も考慮してほしい」と訴えるなど、安全性に対する質問が相次いだ。原子力規制庁の担当者は男性に対し「現地調査をして安全性を確認している」と応じた。

説明会終了後、村井知事は「避難訓練では自分の目で現場を確認する」と話した。女川原発の再稼働に一貫して反対する美里町の相沢町長は「再稼働は不安。住民の意見を聞き、まだ説明が足りないと感じた」とし、東北電力と結ぶ安全協定の中に、再稼働に向けた「事前了解」の項目を入れるよう求めると話した。住民説明会は19日で計7回の日程を終える。

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