神戸製鋼、船の排熱回収し発電 重油使用抑え省エネ
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神戸製鋼所が蒸気など未利用の熱エネルギーを有効活用する「バイナリー発電」の技術を船舶の省エネに生かす取り組みを進めている。船から出る排熱を回収して機器の発電に使い、重油に代わって船内電力を賄う仕組み。川崎汽船と組んで実証を進める。
国際海運では2050年までに二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの総排出量を08年比で5割減らす必要がある。陸上で実績のあるバイナリー発電技術を生かし、中型船への搭載を見込む。まず3年程度...
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