米ノババックス、南アで中期のワクチン治験を開始

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2020/8/18 1:31 (2020/8/18 5:11更新)
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米ノババックスの新型コロナワクチンは中期治験に入った=同社提供

米ノババックスの新型コロナワクチンは中期治験に入った=同社提供

【ニューヨーク=西邨紘子】米バイオ医薬ベンチャーのノババックスは17日、開発中の新型コロナワクチン「NVX-CoV2373」について、南アフリカ共和国で中期臨床試験(治験)に入ったと発表した。21日間隔で2回接種し、感染予防の効果などを調べる。

治験は健康な成人2665人と、エイズウイルス(HIV)陽性患者240人が対象。ノババックスの研究開発担当トップは「南アフリカは冬季の感染拡大のただ中にあり、(治験で)速やかにワクチンの安全性や有効性の検証が進められる可能性がある」とコメントした。

ノババックスがオーストラリアで進めた同ワクチン候補の初期治験は好結果だった。近く、同国と米国でも中期の治験に入る予定。その後の大規模な後期治験の資金として、米政府から16億ドル(約1700億円)の助成金を受け取っている。

南アメリカで進める今回の治験では、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から1500万ドルの資金提供を受けた。治験用ワクチンの製造には、官民連携でワクチン開発を推進する国際組織「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」の助成金を受けている。CEPIには日本政府も拠出している。

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